保育士のサービス残業は月平均14時間!断れないなら残業が少ない派遣に転職しよう!

保育士のサービス残業 月平均14時間だった

保育士の仕事は、サービス残業や持ち帰り仕事が当たり前だと思われがち。そのせいか、保育士に残業を強要している保育園も少なくありません。

でも、これは大間違い。そもそも、給料が発生しない仕事は労働基準法違反です。

労働基準法第37条「時間外、休日及び深夜の割増賃金」に反しており、6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金となり、本来であれば雇用主は罰せられるはずなんです。

それでも、未だに保育士のサービス残業や持ち帰り仕事はなくなりません。法律違反なのになぜか?

それは、働く保育士が声をあげられない状況になってしまっているからなんです。

保育士のサービス残業は月平均14時間

愛知県内で働く保育士5335人を対象に行われた調査によると、残業時間は月平均18.9時間となり、そのうち残業手当は4.2時間分しか払われなかったという結果になりました。

つまり、残りの月平均14.7時間は残業手当が出ないサービス残業ということです。

保育士のサービス残業 月平均14時間だった

また、4割以上の保育士が「残業申請する習慣が職場にない」と回答しており、保育業界の残業に対する意識の低さが浮き彫りとなりました。

引用元:残業18.9時間 月平均14時間は手当なし 研究者ら調査(毎日新聞)

これは愛知県内での調査になりますが、他県でも同様に保育士のサービス残業は深刻化していると考えられます。

固定時間勤務の保育士でも残業は断れる?

保育士の求人サイトでもよく目にする「固定時間勤務」という表記ですが、これは時間外労働がない、または少ないという言い回しだそうです。

でも、本当に契約通りの時刻で退勤できるのでしょうか?また、残業を断ることは可能なのでしょうか?

正社員として働く保育士は残業を拒否できない

正社員であれば、入社前に雇用主と労働契約を行うはずです。その時に出勤時刻や退勤時刻が言い渡されます。これがある種の「固定時間勤務」ということになります。

ですが、やはり「固定時間勤務の目安」でしかなく、仕事に慣れていくうちに残業が当たり前になってしまいます。

忙しい毎日のなか「今月は残業何時間」「固定時間勤務なのにおかしい」なんて考えてる余裕はありませんよね。

そもそも、周りの保育士さんも残業しているなか、自分だけ残業を断れる雰囲気じゃないはず

クラス担任であればなおさら、通常業務に加えて、保護者への書類作成、衣装や飾りといった製作など、残業云々以前に目の前の業務で頭がいっぱい。

子どもがケガをしたり、熱を出すなどのイレギュラーがあると、予定していた業務が遅れてパニック状態。

固定時間勤務内に全てが終われば残業なんてしなくいいけど、まず終わるはずがない。というか、保育士の仕事って就業時間内に終わるような業務量じゃないですよね

保育士は残業が当たり前になっている

また、正社員であれば「みなし残業」も含まれています。みなし残業とは「月◯◯時間は残業するよね?それを含めて固定時間勤務だよ」という仕組み。

みなし残業についても、入社前の労働契約書に書かれているはずですが、それが月何時間なんて覚えていませんよね?

それを逆手にとって、雇用主は残業時間をうやむやにしているのかもしれません。

正社員として働く保育士は、残業を断ることができない状況になっている。また、自分の仕事をいかに早く終わらせるかによって、残業の有無が決まるという感じです。

パートとして働く保育士は残業を断れる

パート社員として働く保育士も、イベント行事前などは残業をお願いされることがありますが、時給で働くパートには「みなし残業」というものは存在しないので、基本的に残業を断ることは可能

残業中に時給が発生しないなら、遠慮せずに断るようにしましょう。

ただ、残業したい、残業したくない以前、所得税や扶養内を気にして働くパートさんは要注意

所得税が免除になる年収103万円の壁、また配偶者扶養に収まる年収130万円の壁がありますので、残業した分、どこかで休みを取るなど調整が必要になる場合もあります。

「お願いされたから」「手助けしたいから」など、その場の判断だけでなく、しっかりとした計画も必要ですよ。

保育士パートの残業は所得税が免除になる年収103万円の壁と配偶者扶養に収まる年収130万円の壁に注意

派遣社員として働く保育士は残業を断りたくない (?)

まず派遣社員の場合は、労働者派遣法で法定労働時間の1日8時間、1週40時間までという決まりがあります。もちろん「みなし残業」といった仕組みもありません。

参照:労働者派遣法が改正されました(厚生労働省)

また、正社員やパートのような直接雇用であればウヤムヤにできる労働時間も、派遣社員の場合は派遣会社と派遣先の関係、つまり企業と企業の業務契約になるため誤魔化しようがありません。

ただ、派遣社員と派遣会社との間で「時間外・休日労働に関する協定届(36協定)」が締結されていれば、保育園側が残業をお願いすることも可能となっています。

参照:時間外・休日労働に関する協定届 36協定(厚生労働省 東京労働局)

もちろん残業手当は全額支給。サービス残業や持ち帰り仕事といったことは絶対にありません。

このように、労働者派遣法という法律で守られていながらも、保育園側が派遣社員に残業をお願いすることは可能となっています。

しかしながら、派遣社員に残業をお願いするケースは稀。というのも、残業中の派遣社員は通常時給の25~50%割増賃金になってしまうからです。

法定外残業の場合

1ヶ月の時間外労働の合計が60時間未満の場合は時間外労働の時間 × 時給の1.25倍
例:時給1200円なら残業中は時給1500円

1ヶ月の時間外労働の合計が60時間以上の場合は60時間から超過時間 × 時給の1.5倍
例:時給1200円なら残業中は時給1800円

保育士派遣で1ヶ月の残業時間が60時間を超えたという話は聞いたことありませんが、それでも1.25倍の割増時給は嬉しいですね!

また、休日出勤させた場合にも割増賃金が適応されて、勤務中は時給が通常の1.35倍の割増時給となります。

法定休日労働の場合

法定休日労働の時間 × 時給の1.35倍
例:時給1200円なら休日出勤中は時給1620円

保育士求人では考えられない高時給ですが、派遣社員に残業をお願いした場合はこれだけの残業手当を支払うことが法律で定められています。

ただでさえ予算がない保育園。ここまで高額な残業手当はそうそう出せないはずです。

派遣社員にサービス残業を強要すると労働者派遣法違反、かと言って派遣社員の残業手当を出せるほど余裕はない…

これが保育園側の本音です。ですので、出来る限り派遣社員に残業をさせないようにするのが一般的でしょう。

優先度としては、正社員でカバーできなければパートに残業をお願いする。それでも人手が足りない場合は、やむおえなく派遣社員に残業をお願いするという形のようです。

もちろん、残業を断ることも可能。パート同様に、所得税や扶養内といった制限を優先させるべきです。

しかし、通常時給の25%増しを断るのはもったいないと思いませんか?通常時給の勤務時間を減らしてでも、残業したほうが同じ勤務時間でもたくさん稼げます!

いくら残業しても毎月同じ給料の正社員とは違って、働いた分だけ全額給料に反映される派遣社員。これが「派遣社員として働く保育士は残業を断りたくない」の真意です!

ですので、派遣社員の場合は、残業をお願いされたらラッキーという気持ちになりますよ!

派遣社員なのにサービス残業や持ち帰り仕事を強要されたら?

派遣社員は労働者派遣法で守られているので、保育園側は派遣社員にサービス残業や持ち帰り仕事といった業務を強制してはいけません。

それでも、保育園側からサービス残業や持ち帰り仕事を強要された場合は、ためらわずに派遣会社に報告しましょう

保育園と派遣社員は直接的な雇用契約ではありません。派遣会社からの間接的な雇用です。言い換えれば、外部のスタッフをお借りしているという形。

それを、給料が発生しないサービス残業、すなわち「タダ働き」をさせるなんて言語道断

このことが派遣会社に知れ渡れば派遣契約は強制終了、保育園側は違約金を支払い、労働者派遣法違反で処罰を受ける可能性があります。

派遣社員にサービス残業を強要するのは法律違反

そこまでのリスクを犯してまで、派遣社員にサービス残業をさせる保育園はまずないとは思いますが、もし派遣先でサービス残業を強要されたら、ためらうことなく派遣会社の担当に相談しましょう。

なお、ボランティアとしてちょっと手伝う場合は全然OK!仲良くなったらそんな気持ちも芽生えるかもしれません!ただ、派遣会社からすると「タダ働き」と思われる場合もあるのでこっそりと残業しましょう!

保育士の職場特有の帰りづらい雰囲気

保育士のように女性が多い職場にありがちの、仕事じゃないけど帰りづらい雰囲気。共感できる方も多いのではないしょうか?

  • 仕事終わりに同僚との会話が盛り上がってなかなか帰れない
  • 帰りたいと言い出すタイミングが難しい
  • 先輩よりも早く帰ったらダメ的な空気もある

そんな暗黙のルールは保育士の職場あるあるです。

この件に関しては、残業とはちょっと趣旨が変わってくるので何とも言えませんが、帰りたいなら「予定があるのでお先に失礼します」とスパッと言えるメンタルを持ちましょう!以上!

残業を減らすためには保育士同士の協力が一番大事

保育士の残業を減らすには、クラス単位でチーム一丸となり、1人の保育士に業務を集中させないことが重要

保育士さんによっても得意不得意はあるので、それを見極め業務分担するといいかもしれません。

また、SNSやネットで話題の便利グッズを業務に取り入れることも効果的。

フリーイラストの活用や、飾りの使い回しなどの時短テクニックは閉園後の残業時間を大幅削減につながるはず。その他、仕事が楽になりそうな物はどんどん取り入れましょう。

保育士の残業を減らすためにフリーイラストを活用しよう

それでも残業が減らないようなら、主任や園長先生に相談して人員を増やしてもらう他ありません。

待っていても働きやすい環境には改善されません。現場で働く保育士一人一人が意識して、変えていかなければ残業を減らすことはできないでしょう!

残業が少ない職場に転職する

自分なりに改善した、職場の同僚とも話し合った、主任や園長先生にも相談した。

それでも残業時間が減らないなら、残業が少ない職場への転職も検討してみてはいかがでしょうか?

保育園に比べて残業が少ないと言われている求人は、院内保育企業内保育商業施設の託児所といった職場です。

残業なし・高待遇の公立保育園には転職できる?

残業が少なく、給料も高い公立保育園の保育士求人は非常に人気の職場。

しかし、公立保育園の内定競争倍率は非常に激しく、非公開求人でも滅多に募集を見かけることはありません。

また、公立保育園に勤務する保育士は公務員(地方公務員)として働くため、公務員試験に合格する必要もあります。

基本的に公務員試験は一次試験、二次試験と2回に分けて行われますが、地域によっては三次試験を行う場合もあります。

公立保育園で働く保育士は魅力満載な仕事ですが、それなりに大変ということですね。

公立保育園への転職の道は険しい

残業だけをどうにかしたいとうなら、やはり院内保育、企業内保育、商業施設の託児所が狙い所ではないでしょうか。

業務負担が少ない保育士派遣に転職しませんか?

派遣社員はクラス担任や書類作成といった仕事がないので、正社員に比べると業務負担はかなり少なめ

もちろん、サービス残業や持ち帰り仕事を強要されることもありませんし、無理に残業をする必要もありません。

シフトの自由も効きやすいので「週3日~」「午前だけ」「午後だけ」など、ライフスタイルに合わせた働き方が選べます

仕事の幅は限られますが、その分プライベートの時間を確保できるので、仕事をセーブしながら私生活を充実させたい保育士さんには派遣がおすすめですよ。

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